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オンラインシンポジウム『児童生徒等の運動器の健康を守り、学校での重大事故を防ぐために』発表概要

(4)「保健室から見た児童生徒の運動器の現状」

村井伸子 学校保健委員
(全国養護教諭連絡協議会顧問)
(埼玉県立春日部高等学校 養護教諭)


むらいのぶこ 埼玉県の高等学校の養護教諭として勤務。現任校は、埼玉県立春日部高等学校である。平成28、29年度には、全国養護教諭連絡協議会の会長を務めた。そのときに、学校現場・養護教諭の立場からということで、運動器の健康・日本協会の学校保健委員としてかかわらせていただくようになった。現在は、全国養護教諭連絡協議会顧問として、引き続きかかわらせていただいている。

 

 昨年、養護教諭を対象に実施した「児童生徒等の運動器の健康に関わる実態調査」では、子供たちの運動器の健康に関して日頃感じていることとして、校種を問わず「体のかたさ」と「姿勢の悪さ」が多く挙げられていた。姿勢の悪さは、スマホやゲーム使用との関連を指摘する先生も多かった。骨が弱くなった、体幹が弱いという指摘もあった。さらに、スポーツ障害が増えていることが小・中・高等学校共通で挙げられていた。運動習慣の二極化の問題を挙げている先生も多かった。そして、それらの課題は、コロナ禍の影響によりさらに深刻化していることの指摘もあった。

 各学校においては、その課題解決に取り組んでいるところであるが、効果的な指導につなげるためには、研修の機会や指導に活用できる資料・教材等が必要である。専門家の皆様からのご指導や連携、教材等の提供をぜひお願いしたい。

>> 村井氏の資料

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