ランチ後に眠くなるのはなぜ? 朝食・昼食の見直しポイントを管理栄養士が解説。
眠気対策に役立つ食品

午後の眠気対策としておすすめなのが、食物繊維を豊富に含む食品です。
わかめ
水溶性食物繊維を含み、食後血糖値の上昇を緩やかにする働きが期待できます。
きのこ類
低カロリーで食物繊維が豊富です。味噌汁に加えるだけでも摂取量を増やせます。
納豆
たんぱく質と食物繊維を同時に摂取できる食品です。発酵食品でもあり、朝食にも昼食にも取り入れやすい食品です。
オクラや海藻類
粘り成分や水溶性食物繊維を含み、食後の血糖値変動を穏やかにすることが期待できます。
雑穀米
白米と比較して食物繊維やミネラルを摂りやすいことが特徴です。
ランチ後に眠くなりにくいのはズバリ定食!
眠くなりにくいランチは、ズバリ、主食・主菜・副菜がそろった定食です。
例えば、
・焼き魚定食
・生姜焼き定食
・鶏肉の照り焼き定食
などは比較的バランスが取りやすい食事です。
ご飯、たんぱく質源、野菜、小鉢、汁物がそろうことで血糖値の急上昇を抑えやすくなります。
コンビニで選ぶならこれ!

忙しい時は、コンビニで昼食を買うという人も多いでしょう。
コンビニでも昼食後の眠気を緩やかにするなら、おすすめの組み合わせがあります。
・おにぎり
・サラダチキン
・海藻サラダ
・味噌汁
です。
また、
・鮭おにぎり
・納豆巻き
・ゆで卵
・カップ味噌汁
なども栄養バランスを整えやすい組み合わせです。
パンだけ、麺だけといった単品メニューより、コンビニの豊富なメニューからたんぱく質や野菜を組み合わせることを意識しましょう。
眠気対策には昼食後の軽い運動

昼食後の眠気対策には、ズバリ運動です。運動といっても激しいスポーツをやる必要はありません。5〜10分程度歩くだけでいいんです。それでも、食後血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できます。
昼休みに少し歩く習慣をつくるだけでも、午後の眠気対策につながる可能性があります。
また、食後にちょっとでも体を動かすことを習慣化すれば、体脂肪増加を防ぐことも期待できるので一石二鳥です。
まとめ
・ランチ後の眠気は血糖値だけでなく、朝食欠食や脂質過多、食べ過ぎなども関係している
・朝食を食べることで昼食後の血糖値を安定させる「セカンドミール効果」が期待できる
・わかめ、きのこ、納豆、海藻類などの食物繊維を積極的に取り入れる
・丼ものは避けるのではなく、野菜や副菜が含まれるものを選ぶ
・食後に5〜10分歩く習慣も眠気対策に役立つ
・主食、主菜、副菜をそろえることが午後の集中力維持につながる
PROFILE
Tejin(テジン)
管理栄養士・健康運動指導士。高校時代のボクシング経験をきっかけにスポーツ栄養士を志す。今はボクシングジムや大学ラグビー部で増量・減量・コンディショニングに対応した栄養サポートを行っている。また、競技者から一般層までを対象に、食事・サプリメント・体づくりに関する実践的な支援を提供。執筆や講座出演も多数。