コラム 2026.07.02

ただの朝活じゃもったいない! 朝トレを最大限に活かすには栄養の摂り方が重要!

 近年、出勤前や朝活の一環として、朝に運動する「朝トレ」を取り入れる人が増えています。

 朝トレをやっている人たちに聞くと、「朝は体が思いの外、よく動く」、「朝に運動をしておくと一日中気分が良い」、「代謝が上がった気がする」、「前向きな気分になる」、「痩せやすくなった」、「日中、頭がクリアになる」など、いいことづくしに聞こえます。

 一方で、朝トレをしていない人は、「早起きができない」、「時間がない」といったことに加え、「体が起きていないので動けなそう」、「朝運動すると、昼までにお腹が空いてしまう」、「午後からしんどくなりそう」、「朝より夜にトレーニングした方が、よく眠れそう」など、朝トレに対してちょっと否定的。

 確かに、朝トレ肯定派、朝トレ否定派のどちらの主張もわかる気がしますが、実際、朝トレはどうなのでしょうか?

 そこで、健康運動指導士であり管理栄養士のTejin(テジン)先生に教えてもらうことにしました。

 

朝トレで気分が良くなる理由

 

 朝トレをすると気分が良くなる、元気になると感じる人は多いですが、これには自律神経や体温の変化が関係しています。

 朝はジムへ向かう途中や通勤・通学の際などに自然と太陽の光を浴びる機会があります。さらに運動を行うことで体温が上昇し、睡眠中に優位だった副交感神経から活動モードである交感神経へと切り替わりやすくなります。

 また、運動によって脳への刺激も増えるため頭がすっきりしやすくなり、仕事や勉強への集中力向上にもつながります。

 朝の運動後に気分が前向きになったり、一日を活動的に過ごせたりするのは、気のせいではなく身体の仕組みによるものなのです。

 

体内時計と朝トレの関係

 人間の身体には、睡眠や覚醒、体温、ホルモン分泌、消化吸収などを約24時間周期で調整する仕組みがあります。

 これを「サーカディアンリズム」と呼び、一般的には「体内時計」とも表現されます。

 人間の体内時計は放っておくと24時間より少し長いため、実は毎日リセットする必要があります。

 体内時計を整える上で最も重要なスイッチ(刺激)が「朝の光」なのです。朝日を浴びることで身体は「朝が来た」と認識し、体内時計をリセット。つまり、睡眠と覚醒のリズムが整いやすくなります。

 さらに「朝食」を摂ることも、消化器や代謝に関わる体内時計を整えるスイッチ(刺激)になります。

 また、「運動」も体内時計に影響を与えることが知られていますが、その効果は朝日や朝食の補助的な役割と考えられています。

 

参考:体内時計 | 生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット) | 健康日本21アクション支援システム Webサイト

快眠と生活習慣 | 生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット) | 健康日本21アクション支援システム Webサイト

 

 つまり、朝トレの効果を最大限に活かすためには、

・朝日を浴びる
・朝食を摂る
・運動を行う

 この3つを組み合わせることが理想的なんです。

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